老化の原因はテロメアに有り?サーチュイン遺伝子とNMNについても解説!
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あなたは、お子様を育て上げ人生の中で、久しぶりに自分の時間を

持てるようになっていることを喜んでおられる方でしょうか?

時間たっぷりのゆったりした生活の中第2の青春と称し

希望をふくらませておられるでしょうか?

そんなポジティブな思いの反面以前と比べると疲れが取れないだとか、

風邪や傷が治りにくいとか目が見えにくかったり、足腰が弱くなったと感じたり、

俗にいう老化現象を、体験し不安や心配などネガティブな思いに襲われることもあるのではないでしょうか?

そのようにお尋ねするのは、私自身が第2の青春を楽しもうと張り切っていた矢先、

胆のう炎と糖尿病でを患い、入院。老後の不安への洗礼を受けたからです。

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*自分の老後はどうなる?老化の正体

あなたも、身近かな方やテレビなどで老人問題を見聞きし、ご自身でも、

親の介護問題にも直面される方も多いので、自分の老後はどんな風になるのか?

どんな風にしたいのか?熟考される機会もあることでしょう!

私の場合、不幸中の幸いで、病気を患ったことで、自分が罹患した糖尿病や、

老化について、アンチエイジングについて必至で学んだ甲斐あって、

今では【老化の正体】について理解し、対処法も知り、実践中で、少しづつではありますが、

効果を感じるようになっていますので、これから、お伝えしていきますね。

 

*老化の正体

老化に関して、多くのキーワードがありますが、主なる3つのキーワードがあります。

【サーチュイン遺伝子】

【テロメア】

【NMN】

これらをひとつづつ紐解いていきましょう。

 

まず、【サーチュイン遺伝子】についてです。

老化は人間が生きている限り、避けられませんが、これまでは、老化とは、身体の機能がランダムに段々衰えていく過程だと考えられていましたが、

ある一つの遺伝子に変化を起こさせるだけで、老化を遅らせ、寿命を延ばしたりできる【老化、寿命の制御メカニズム】があることが発見されたのです。

それが、【サーチュイン遺伝子】を活性化するとできるたんぱく質、サーチュインとして老化、寿命を制御する働きをするのです。

この、サーチュユイン遺伝子は、普段はスイッチオフの状態なので、スイッチオン【活性化】する必要があります。

では、その活性化に関すること2点お伝えしましょう。

*カロリーの制限【空腹状態の維持】

必要とされている適正カロリーの70%に制限します。それを7日以上続けます。

→ミトコンドリアの弱体化を防ぎ、健康維持を邪魔する免疫細胞の活発化を押さえる

 

*レスベラトロールの摂取

赤ワイン【赤ブドウ】や、ダークチョコなどに含まれ、強力な抗酸化力をもち、

サーチュユイン直接作用し、活性化を促すポリフェノールの一種。

 

後に、解説するテロメアを活性化する酵素に作用し細胞分裂の寿命を延ばします。

効果を簡単に述べると

活性化されたサーチュインは、細胞内の指揮者のような働きをし、およそ、百にも及ぶ老化の要因を抑える効果があるのです。

ピンピンころりという言葉がありますが、今日お伝えしたサーチュイン遺伝子を活性化して、理想のピンピンころり、で第2の青春を満喫しましょう。

食事を腹、7分にし、空腹をも楽しめる余裕を持ちましょう。

 

テロメアについて

テロメアとはギリシャ語で「末端の部分」を意味し、染色体の末端にキャップのようにくっついていて、DNAを守る役目を果たしています。

テロメアは赤ちゃんの時が最も長く、加齢とともに短くなっていきます。

そして、細胞の寿命を示す「寿命の回数券」とか「老化時計」などと呼ばれています。

なぜなら、細胞分裂を繰り返すたびにテロメアは短くなり、ある一定の長さまでいくと、細胞分裂ができなくなってしまうからです。

でも、最近の研究では、サーチュイン遺伝子にテロメアがすり減るのを抑える働きがあることがわかってきました。

たとえば、顔の皮膚。テロメアの回数券を使いきってしまうと、老化がどんどん進み、顔にシワやタルミ、シミなどができて老け顔になってしまいます。

ところが、サーチュイン遺伝子が働いて、テロメアがすり減るのを抑えれば細胞分裂も可能になり、見た目の若さをキープすることが可能になります。

テロメアの長い人ほど若々しく、短い人ほど老けて見える

見た目の年齢差は、そのまま内臓や血管などの年齢差でもあるからです。顔の老け具合を見れば、その人の寿命がわかります。

この、テロメアを補助し、コントロールする、テロメラーゼという酵素が発見されました。

テロメラーゼは、テロメアが短くなるのを遅らせたり、さらに伸ばしたりする働きもあります。

これによって、細胞を若返らせる可能性が出てきたんです。

*テロメラーゼを増やす方法

運動は、筋トレよりもジョギングなど、軽めの有酸素運動を週3回程度続ける方が有効だそうです。

また、食事は、野菜に加えて、魚や海藻などもいいとされています。和食もお勧めです。

さらに、7時間以上の睡眠。そして、友人やパートナーとの良好な関係を保つことも大切です。

上記のことは普通の健康維持と同じですが、以下は興味深い点です。

それはめい想呼吸法です。

呪文を唱えながら指先を動かし、頭の中に光がさし込むような光景を思い浮かべるヨガの、めい想。

ヨガのめい想以外に自宅でできる簡単な呼吸法も効果があるのではないかと見て研究を進めています。

例えば4秒間かけて息を吸い、4秒間かけてはき出すというもの。この呼吸をしながら、花、ろうそく、夕日などを見つめます。
1日10分から始めるということです。

あと、サプリメントでテロメラーゼを取ることの有効です。

また、座っている時間が短い人ほどテロメアが長いことが分かったので、まめに席を立ち、長時間座りっぱなしでいないことが大切です【最近立って使うパソコン机が売られていたのですが、この情報で腑に落ちました】

 

NMNについて

「老化のスピードには個人差がある」そしてそのカギを握っているのがNMNの可能性がある。NMNを日常的に摂取すれば、老化を遅らせることができる!!

あらゆる生物の細胞に存在するナイアシン(ニコチン酸およびニコチン酸アミドの総称。ビタミンB3とも呼ばれる)の一種であり、本来は生体内でも生成されているが、加齢に伴うNMN生成能力の低下によりNAD+も減少し「細胞核の損傷」や「ミトコンドリアの活性低下」が進むと考えられている。

また、7種類ある全ての長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)に作用することから、若返りや抗老化(アンチエイジング)の分野における「次世代の成分」と期待されている。

効果は

1.ミトコンドリアの活性化

NMNは、老化に伴って働きが弱まるミトコンドリアを活性化すると言われ、NMNを補充することにより、エネルギー生成を促進できると考えられている。

2.長寿遺伝子の活性化

サーチュイン遺伝子は、摂取カロリー制限によって活性化することが知られている。

脂肪組織は、飢餓状態に入るとNAMPT(ニコチンアミド・ホスホリボシルトランスフェラーゼ。血中ではeNAMPT)というNAD+合成の鍵酵素を血中に分泌する。

この酵素自体は脳内にある血液関門を通過できないが、その反応産物のNMNが関門を抜けて脳を刺激する。

刺激を受けた脳からは何らかの信号が骨格筋や臓器に伝へられ、NAD+合成が賦活化されることによってサーチュイン遺伝子が活性化すると考えられている。

  • NMNのアンチエイジングや健康に対する効果は多岐にわたっている。
  • 長寿遺伝子であるサーチュイン遺伝子を活性化させる可能性がある。
  • 糖尿病を改善させる。
  • アルツハイマーや心不全を予防する。
  • 骨の骨密度が増える。
  • 老化による目の衰えを防ぐ。
  • 毛細血管を若々しく保つ。
  • 老齢になると身体に余計な脂肪が付くが、NMNは代謝を活性化させてスリムで健康的な体型を維持する効果がある。
  • 年を取ると食欲が少なくなるが、NMNを投与したマウスはむしろ老後でも食欲が増えていた。にもかかわらず、通常のマウスよりも痩せていた。

NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)は野菜や果物に比較的多く含まれているが、特にブロッコリー、キャベツ、アボカドに多く含まれているようだ。

野菜やフルーツには比較的多いようです。タネのようなもの、言い換えれば芽のために栄養価をためているような部分に多く含まれているのではないかと考えています。例えば、枝豆やアボカドにかなり含まれています。

逆に、牛肉やシーフードにはあまり含まれていません。

年齢を重ねるごとに減っていくNMNも、これらの食品を積極的に食べることで補うことができるだろう。

ちなみにNMNは若いうちに摂取してもほとんど効果は表れない。

体内のNMNが減少し始めて、老いを感じ始めたタイミングで「ブロッコリーとキャベツのアボカドサラダ」を食べれば、素晴らしいアンチエイジング効果を得られるはずだ。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

老化についての研究が進み、老化の正体が明るみになりつつあります。

日本が迎えている超高齢化の問題も、これらのことをよく学び、生活に生かせば、解決されるでしょう。

長生きして寝たきりになるのではなく【ピンピンコロリ】を目指していきましょう。

近い将来、年齢というものが、本当にただの”数字”に過ぎなくなるのかもしれないことを予期しつつ、、!!!

 

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